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Archtecture & Design
house I2
三島の家
所在地静岡県駿東郡清水町
構造RC 造、地上2 階建
敷地面積 495.79㎡(150 坪)
建築面積214.17㎡(64.8 坪)
1 階205.14㎡(62.1 坪)
2 階89.31㎡(27 坪)
延床面積294.45㎡(89.1 坪)
主要用途住宅
家族構成4 人
沼津市と三島市の中間に位置する閑静な住宅街に建つ3面道路に接する住宅。
敷地上に、大きさの異なる3つの直方体A,B,Cを異なる間隔で配置。A,B2つの直方体の上に、直方体Dを載せたシンプルな外観をもつ。
ABCD直方体空間と、直方体間に生じる空間を、機能の連結性・動線の回遊性・空間の疎密・光の強弱・景観を意識したプランとした。
直方体Aはキッチン・主婦室・パントリー兼収納スペース。
直方体Bは、玄関・廊下・物入・和室・トイレ。
直方体Cは車両3~4台収容のガレージの機能を持つ。
AB間にはリビング・階段・スタディスペースとテラス。
BC間は木のアーチを持つ長いアプローチを挿入。
BCのジョイント部は、主人の車仲間が集う場/書斎としての機能。
直方体Dは寝室・ウォークインクローゼット・子供部屋2室・ユーティリティー・洗面脱衣・浴室・納戸。
直方体Dが置かれたA,Bの2階外部はテラス。
メインのリビングからは広い庭が展望出来、リビングから続くテラスは木の梁と、透明の屋根を持ち、第2のリビングとして機能する。
階段室はトップライトを設け、2階廊下及び1階リビング奥に自然光を導入し、開口部を大きくとった各居室は明るく健康的な空間となっている。
夜間は間接光を多用し全居室は落ち着いた空間となるようにした。特に、階段下の、木の縦格子とフロストガラスで覆われた床上照明は、昼の健康的なリビング空間と全く表情を変え、極上の安らぎの場に変身させる。
デザインは、使用素材種を極力少なくして、「空間」「素材」を感じるよう意図した。
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